コンセプト
第11章の決戦が水上を離れて辿り着く山岳の戦場。富士の裾野に広がる青木ヶ原ふうの樹海(sea of trees)——溶岩台地に30〜40mの老桧と橅が密生し、苔と霧が層をなす針葉樹の海。ここで[[scaling_gravity_oni]]が黒い重力核を抱いて樹冠を割って隆起し、その自重が空間そのものを歪めて樹海を巨大な漏斗(gravity-well bowl)に変える。重要原則: 歪むのは『世界』であって、観るカメラは終始据わったまま(魚眼はレンズ効果ではなく世界の歪み)。
外見(要素 / 配色 / スケール)
- 主要要素: 溶岩台地、30〜40mの老桧と橅、苔、3層の靄、根こそぎ薙ぎ倒された巨木、谷を貫く新幹線高架と車両、遠景の連峰、薄く覗く富士の裾。
- 配色: deep indigo-green の針葉樹、溶岩黒、苔緑、靄グレー、薄暮の橙〜赤紫。朱(vermilion)と金(brass)はアクセントのみ。
- スケール感: 両巨人ともに約50m。樹冠(30〜40m)が両者の胸〜肩線に達し、新幹線車両は脛元の玩具、背後にkm級の山稜。巨大さは比較でのみ読める。3層の大気遠近(前景の薙ぎ倒される梢 / 中景の両巨人 / 遠景の歪む稜線)。
物語上の機能
- 第11章・規模拡大の重力鬼との決戦の舞台(水上を退役した sc05 の置き換え)。
- 機構式東証宮メカ([[tse_mecha_hero]])が背と双肩の石ブロック砲塔ミサイルで核の積層装甲を剥がし、最後に単発の石拳ロケットパンチで重力核を貫く。
- 鬼は被弾のたびに『増床』して自重を増し、核を貫かれた刹那、自らの累積した質量で内へ陥没・自壊する(自重崩壊=tagline の視覚化)。
- 撃破後は重力歪みが解け、稜線と樹冠が真直に戻り、薙ぎ倒された樹海に勝者の石メカだけが残る(曖昧かつアイコニックな勝利)。
望ましい撮り方
- 据えた WIDE + 微ドリフト / 低速 PUSH-IN / 低速 CRANE / 等速 LATERAL-TRACK / 低速 ARC のみ。
- 禁止: クラッシュズーム / ホイップパン / 高速オービット / 魚眼 as-camera。世界が魚眼状に歪んでもカメラは据わる。着弾の一拍 micro-jud は可。
- 必殺技は機構クローズアップ(砲塔ベイ展開 / ロケットパンチ蓄積 / 重力核)とスケール・ワイドを SHOT サイズ・アングル・被写体の変化で混ぜる(カメラの暴れではなく)。
- 全ワイドにスケール基準を同梱(薙ぎ倒された老桧 / 稜線 / 新幹線高架 / 対の巨人)。
キーワード(メモ)
- 樹海 / 青木ヶ原 / 富士の裾 / gravity-funnel / 自重崩壊 / boxy 石ブロックメカ / 規模拡大の重力鬼
- 海・港・船・北斎大津波・五重塔は無し(水上の戦場は前シーンで退役)


